BCリーグ参戦12年目を迎えた石川ミリオンスターズが13日、金沢市の県陸上競技場サブグラウンド室内練習場で合同自主トレーニングをスタートさせた。就任1年目の武田勝監督率いる新チームは2年ぶりの地区優勝に向け、精力的に汗を流した。
屋内での始動となったが、約20人のメンバーは初日から軽快に動いた。新人の近藤俊太郎投手(金沢星稜大4年)は「平昌(ピョンチャン)五輪の熱戦に刺激をもらっている」と話し、白い息を吐きながらメニューをこなした。
予定では3月中旬にキャンプに入る。武田監督は温暖な米国アリゾナ州でキャンプを実施している古巣の日本ハムを引き合いに「石川は平昌並みに寒いが、できる限りの準備をするだけ」と言い、雪だるまを作る余裕も見せた。