マイクを手に語る戸塚さん(左)と松田さん

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立山のライチョウ世界一!? ファミリーパークでトーク

北日本新聞(2018年2月19日)

 立山・室堂で生息するライチョウの写真展が開かれている富山市ファミリーパークで18日、撮影した野鳥写真家の戸塚学さん(愛知)と富山雷鳥研究会事務局長の松田勉さんによるギャラリートーク「立山のライチョウ秘話」が行われた。県内外から約100人が訪れ、ライチョウの生態や保護の大切さに理解を深めた。

 写真展では、四季のさまざまな姿を撮った62点を28日まで展示している。画面で作品を紹介しながら2人が語り合った。

 戸塚さんは、雄が雪上で餌の虫の在りかを雌に教えている写真や、ひなが母親の背中の上に乗った写真など、状況を1点ずつ説明。滑空している姿を捉えた写真について松田さんが、世界の19種類のライチョウの中で一番飛ぶのは日本のライチョウで、立山のライチョウは心臓が大きく飛行能力が高いことを紹介した。

 戸塚さんは「ライチョウは観光客がスマートフォンを近づけると怖がる」として気配りの大切さを強調。「人がじっとしていれば警戒せず、近づいてきて人の股の間もくぐる」と述べた。松田さんも「立山のライチョウは人に近い場で生息している」と話し、野生の生き物への配慮を呼び掛けた。

 富山市の井ノ口敦子さん(54)は「ライチョウとじっくり向き合って習性を知った上で瞬間を狙っているのはすごい。みんなに写真を見てもらうことで保護への意識が変わると思う」と話していた。

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