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橋本愛主演で全編県内ロケ 映画「ここは退屈迎えに来て」

北日本新聞(2018年2月21日)

 富山市出身の作家、山内マリコさん原作の映画「ここは退屈迎えに来て」で、主演を橋本愛、主要キャストを門脇麦、成田凌が務めることが発表された。昨年6月下旬から7月にかけ全編県内ロケが行われ、廣木隆一監督がメガホンを取った。地方に住む女性が居場所を求める物語で今秋、全国公開される。

 原作の「ここは退屈-」は山内さんのデビュー作で、2012年に刊行された。映画では、地元で暮らす27歳の「私」(橋本)と「あたし」(門脇)が、高校時代に憧れていた「椎名くん」(成田)への思いを巡らせる姿を描く。

 橋本は「原作を10代の時にお風呂で読んだ。好きな小説の映像化に関われたのはとても幸せ」とコメント。多くの青春映画を手掛けてきた廣木監督は「もがきながらハートを揺り動かしてくれるキャストと、富山の町を走り抜けた作品」とした。

 山内さんは「青春の全てを注いだデビュー作が映画化されるのは感無量。最高のキャスティングに震えた」と思いを寄せた。山内さんの作品が映画化されるのは、蒼井優主演で16年に公開された「アズミ・ハルコは行方不明」に続き2作目。山内さんは同年、北日本新聞芸術選奨を受賞した。

 製作委員会はソニー・ミュージックアーティスツ、バップ、北日本新聞社などでつくる。

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