越前和紙の造花や立体造形の作品展が3月4日まで、福井県越前市いまだて芸術館で開かれている。柔らかな風合いの約80点が訪れる人を楽しませている。
鯖江市のフラワーデザイナー五十嵐純子さんの教室に通う約50人が、計60点余りを出品した。水仙やヒガンバナ、バラなどの造花は色鮮やかで、繊細な生け花風の作品やコサージュ、ブーケがずらりと並ぶ。花柄の着物やウエディングドレスも見応えがある。
ほかに越前市などの和紙造形作家による作品もあり、優しい光が漏れるランプや、ジャングルジムがモチーフの立体造形も目を引いている。