最盛期を迎えている干しくちこづくり(魚眼レンズ使用)=七尾市石崎町香島1丁目

最盛期を迎えている干しくちこづくり(魚眼レンズ使用)=七尾市石崎町香島1丁目

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七尾で干しくちこ生産ピーク

北國新聞(2018年3月3日)

 2日の石川県内は冬型の気圧配置となった影響で冷え込み、最高気温が金沢7・4度、輪島4・8度となるなど全11観測地点で平年を下回った。七尾市石崎町では、ナマコの卵巣を使った高級珍味、干しくちこの生産がピークを迎え、寒風にさらされてうま味を増す薄紅色の「のれん」が連なった。
 大根音松商店なまこや本店では、ナマコの卵巣を麻縄につるし、逆三角形に整えていく作業が急ピッチで進んでいる。2週間から20日ほど乾燥させた後、全国で販売される。大根小夜子店長は「品のいい、まろやかな春の香りを味わってほしい」と話した。作業は3月いっぱい続く。
 3日の県内は高気圧に覆われて晴れ、金沢地方気象台は日中の最高気温を金沢15度、輪島13度と予想している。

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