目玉メニューとして用意される「大黒天ブラックコロカレー」(下)。一般のカレー(上)とは色の違いが際立つ

目玉メニューとして用意される「大黒天ブラックコロカレー」(下)。一般のカレー(上)とは色の違いが際立つ

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変わり種カレー味わって 3、4日に井波でフェス

北日本新聞(2018年3月3日)

 南砺市のいなみ木彫りの里周辺で3、4日に開かれる「なんとカレー愛すフェス」に向け、目玉メニューの「大黒天ブラックコロカレー」が2日、木彫りの里創遊館で披露された。

 昨年まで開いていた「南砺市アイスフェス」を食中心のイベントに一新。木彫りの里に巨大木彫像がある七福神の一部がインドに由来することにヒントを得て、幅広い年代層に人気のカレーをメインに据えることにした。カレー専門店がない同市の弱点を逆手に、他にはないメニューを考案し、地域の新しい魅力を打ち出す狙いもある。

 市外の専門店を含め、カレーやカレーパン7種類を用意する。このうち「大黒天ブラックコロカレー」は、木彫りの里のマスコットで「木のころ」にちなむ「コロちゃん」と、大黒天の「黒」を組み合わせたネーミングで、見た目も黒い。黒ごまと黒糖、ココアで味付けをし、辛みと甘みを兼ね備えた味わいに仕上げた。

 このほか、地元のすし店がカレーチャーハンをベースにしたのり巻き「福禄寿司」、長崎県出身の彫刻師が調理する「ジビエ長崎鹿肉弁財天カレー」など、七福神の名を入れたユニークなメニューをそろえる。

 南砺市の漫画家、森みちこさんがカレーとかっぱを組み合わせて考え出した「カレッパ君」をシンボルキャラクターとする。「カレー愛すフェス」は、北日本新聞社後援。

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