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利休の「待庵」原寸複製展示へ 下諏訪・ハーモ美術館

信濃毎日新聞(2018年3月3日)

 下諏訪町のハーモ美術館は4月14日から、茶人の千利休(1522〜91年)が建てたとされる京都府大山崎町の寺院「妙喜庵」にある国宝の茶室「待庵(たいあん)」の原寸大の複製を展示する。同館は毎月、諏訪地方の愛好者らを対象に茶会を開いており、茶道をより深く理解してもらおうと企画した。展示は7月1日までの予定。

 待庵は、安土桃山時代に建てられた茶室で、国内最古といわれる。2畳の小さな空間と部屋の角に設けられた炉が特徴だ。茶室建築などを手掛ける数寄屋大工で陶芸家でもある北村幸雄さん(63)=長野市川合新田=が、2014年に複製を造った。今回は妙喜庵住職の武田士功(しこう)さんが揮毫(きごう)した掛け軸も飾る。

 展示に合わせ、4月14〜20日と5月8〜14日、6月5〜11日に茶室で茶を提供する(参加費千円)。5月27日は表千家教授、鈴木宗卓さんの講演会を開く(聴講料2千円、要予約)。

 同館の入館料は1500円(小中学生と高校生700円)。待庵だけの見学は千円(同500円)。問い合わせは同館(電話28・3636)へ。

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