近藤喜文さんの子ども時代の作品などを展示した特別展=3日、五泉市村松郷土資料館

近藤喜文さんの子ども時代の作品などを展示した特別展=3日、五泉市村松郷土資料館

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ジブリ近藤さんの原点 子ども時代の絵など初公開 五泉

新潟日報(2018年3月5日)

 五泉市出身のアニメーター、近藤喜文さん(1950~98年)が子どもの頃に描いた絵などを集めた特別展「近藤喜文の原点」が、同市村松乙の村松郷土資料館で開かれている。スタジオジブリ映画「耳をすませば」の監督を務めた近藤さんの人間性を、約30点の初公開の資料から垣間見ることができる。

 近藤さんは村松高校を卒業後、プロダクションで「巨人の星」「ルパン三世」などを手掛けた。87年にスタジオジブリに入り、95年には「耳をすませば」で初めて長編監督を務めるなど活躍したが、47歳で亡くなった。

 市は2014年、市内の実家に残っていた絵や家族に送った手紙、書道作品などを遺族から寄贈を受けた。展示された紙芝居は未来の夢を見た少年を描いた「21世きのりょこう」や、クマの母子の愛情を表現した「こぐまのぼうけん」などをずらりと並べた。手紙は仕事ぶりを母親に紹介したり、弟に進学についてアドバイスしたりし、家族思いの一面を読み取れる。

 燕市から訪れた女性(48)は「幼い頃から才能が現れていると思った。近藤さんが手掛けたアニメを見直してみたくなりました」と話していた。

 特別展は5月20日までで、木曜休館。一般130円、中学生以下は無料。問い合わせは同資料館、0250(58)8293。

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