色鮮やかなつるしびなを見る来場客=3日、佐渡市両津夷

色鮮やかなつるしびなを見る来場客=3日、佐渡市両津夷

新潟県 佐渡 祭り・催し

手作りつるしびな あいぽーとで展示会 佐渡・両津

新潟日報(2018年3月6日)

 佐渡市両津地区では25日まで、商店街やホテルなどでひな飾りが展示されている。会場の一つである両津夷のあいぽーと佐渡では、島内の主婦らでつくる手芸クラブ「ままごとクラブ」と「手まりの会」が手作りした赤やピンクのつるしびなが会場を彩っている。

 観光客が少ない春先に人を呼び込もうと住民有志が主催し、10年以上前から開かれている。今年は両津夷商店街や両津港内の「シータウン佐渡」など約30カ所で展示される。

 催しは3月3日に始まり、来場客は繊細でかわいらしい作品に見入っていた。金井地区の女性(96)は「どれも色使いがきれいで、一生懸命に作ったことが伝わってきた」と笑顔を見せた。

 実行委員長の小野原正輝さん(52)は「佐渡の玄関口である両津からにぎわいを生み出したい。観光客の皆さんには、ひな人形を見ながら街を散策してほしい」と期待している。

 18日にはあいぽーと佐渡でおひなさまの制作体験会が開かれる。午後1時~4時。先着10人で2500円。

 問い合わせや申し込みはあいぽーと佐渡、0259(67)7633。

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