フィナーレで披露する「ソーラン2018」の練習に励む6団体のメンバー

フィナーレで披露する「ソーラン2018」の練習に励む6団体のメンバー

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迫力の和太鼓、見に来て! 小矢部連合会11日演奏会

北日本新聞(2018年3月7日)

 小矢部和太鼓連合会は11日、所属6団体が競演する演奏会を小矢部市のクロスランドおやべで開く。フィナーレで披露する合同演奏の練習に取り組むなど、会員は小矢部の元気さや春が訪れる喜びを太鼓で発信したいと張り切っている。

 連合会は本年度の北日本新聞地域社会賞を受けた越中源氏太鼓保存会、津沢夜高太鼓保存会の伝統的な太鼓を伝承する2団体と、平成に入ってからの結成で創作太鼓を中心としたのばな和太鼓、下中夢太鼓、芹川村桶胴太鼓「神亀」、笑美の4団体でつくる。

 3年ぶり4回目となる「小矢部和太鼓連合演奏会」は、豪雪だったこの冬が終わりを迎え、春が近づいてきた喜びを感じてもらいたいと「弥生三月春一打」をテーマにした。各団体が持ち味を生かした演奏を繰り広げ、今回新たに曲をイメージした映像を組み合わせて演出する。フィナーレは6団体合同でソーラン節をアレンジした「ソーラン2018」を披露する。ゲストの越中いさみ太鼓保存会(砺波)のステージもある。

 本番に向けて6団体の合同練習も行い、調整してきた。土田進会長(59)は「合同演奏では長胴太鼓や締め太鼓など三十数個を打ち鳴らす。多くの人に迫力を楽しんでほしい」と話している。

 演奏会は午後2時開演。入場料500円。北日本新聞社後援。

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