花見シーズンに向け、製作が進むぼんぼり=金沢市末町

花見シーズンに向け、製作が進むぼんぼり=金沢市末町

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桜開花、心待ち 金沢、ぼんぼり製作進む

北國新聞(2018年3月9日)

 8日の石川県内は前日までの寒気が緩み、最高気温が金沢9・1度、輪島10・9度など、多くの観測地点で3月上旬から下旬並みとなった。陽春の訪れが近づき、金沢市内では兼六園周辺に設置するぼんぼりの製作が進んでいる。来週中に設置し、桜が開花する4月初旬を前に花見ムードを盛り上げる。
 金沢市末町のムライ工芸では、兼六園の紺屋坂沿いなどに設置するぼんぼり66基を製作している。ぼんぼりは高さ約80センチで、徽軫(ことじ)灯(とう)籠(ろう)や加賀手まりなどの絵柄をあしらい、12、13日に設置作業、21日に点灯式を予定する。
 気象情報を提供するライフビジネスウェザー(東京)は8日、全国の桜開花予想を更新し、金沢の開花は昨年と同じ4月4日、見頃は同8~15日ごろとした。日本気象協会(同)は7日更新の開花予想で、金沢の開花は平年より3日早い4月2日、満開は同7日とみている。

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