独自の表現を追求する3人の作品を紹介した「アートの今」=アートハウスおやべ

独自の表現を追求する3人の作品を紹介した「アートの今」=アートハウスおやべ

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気鋭3人独自の表現 アートハウスおやべで現代造形展入賞作家展

北日本新聞(2018年3月11日)

 アートハウスおやべで昨年初開催された全国公募の現代造形展で入賞した作家3人の「アートの今」が10日、小矢部市のクロスランドおやべ内の同館で開幕した。独自の表現を追求する気鋭の意欲作が並ぶ。4月8日まで。入場無料。実行委主催、アートハウスおやべ、北日本新聞社共催。

 三つの展示室を使い、3人の作品を個展形式で紹介。森田志宝(しほ)さん(27)=石川県加賀市=の作品「必然の往来」は漆を塗り重ねた絹糸を展示室全体に張った空間造形。自然にできた漆玉など、糸の「表情」を間近で体感してもらおうと考えた。

 今宮正陽(まさはる)さん(39)=宮城県利府町=は線の表現を追求した平面作品に取り組む。今回は創作の「これまで」「今」「これから」に分け、版画やドローイングなど18点を展示。このうちドローイング100枚で構成した「サンズ オブ トラジェクトリー」は、自由に表現することが大切だというメッセージを込めた。

 奥田誠一さん(55)=滋賀県東近江市=は立体や空間造形11点を出品した。「フラクチュエーション(揺らぎ)」はミラーシート178枚を使った作品。等間隔に並べ天井からつるしたシートが光で乱反射し、風で揺らぐ。

 開会式では同館アートプロデューサーの埴生雅章実行委員長があいさつ。桜井森夫市長、中西正史市議会議長、駒沢北日本新聞社取締役高岡支社長らが祝辞を述べた。テープカットに続き、出品作家がギャラリートークした。

 17日は展示会場で金沢交響楽団クァルテットの演奏会が開かれる。

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