オーディションで真田幸村役に決まった高坂さん

オーディションで真田幸村役に決まった高坂さん

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「上田真田まつり」 幸村役に都内の大学生

信濃毎日新聞(2018年3月11日)

 上田市中心市街地で4月に開く「第36回上田真田まつり」の実行委員会は10日、まつりの恒例イベント「真田軍VS徳川軍決戦劇」で主人公を務める真田幸村(信繁)役のオーディションを市内で行った。一般公募に応じた県内外の4人が公開審査に臨み、都内在住の大学3年生高坂梓さん(21)が幸村役に選ばれた。

 オーディションは今年で9回目で、今回は4人のうち3人が女性でいずれも都内からの応募。1分間の自己PRでは、決戦劇や幸村への思いの丈を言葉や動きで表現した。刀などの武器を持たずに1人で殺陣を演じる「エアチャンバラ」を披露した人も。その後、大坂夏の陣で幸村が息子の大助と別れる場面として事前に主催者が用意したせりふを幸村になりきって演じた。

 高坂さんは大学で歴史学を専攻。弟の名前が「雪村(ゆきむら)」ということもあり、小学生の頃にテレビゲームで知った幸村に興味を持った。2016年の上田真田まつりに同じゼミで上田市出身の友人と一緒に訪れ、決戦劇を観覧。その時から「幸村公役としていつかあの舞台に絶対に立ちたい」と思い続けてきたという。

 自己PRで高坂さんは「彼(幸村)のことをもっと知りたくて足を運ぶと、上田の人々はとても温かく接してくれた。幸村公を演じることで、皆さんに恩返しをさせてください」と涙で声を震わせながら訴えた。

 高坂さんは今後、4月29日のまつりに向けて毎週土曜日に市内で行う決戦劇の稽古に通う。念願がかない、「最高の幸村公を演じて、その生きざまを私なりにしっかりと表現したい」と笑顔で話した。

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