高岡やぶなみ駅の開業を記念し、出発の合図をする地元の中学生ら=17日午前9時ごろ、高岡市羽広

高岡やぶなみ駅の開業を記念し、出発の合図をする地元の中学生ら=17日午前9時ごろ、高岡市羽広

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高岡やぶなみ駅が開業 あいの風鉄道初の新駅

北日本新聞(2018年3月18日)

 あいの風とやま鉄道の新駅「高岡やぶなみ駅」(高岡市羽広)が17日、開業した。関係者や地元住民らが出席して記念式典が行われ、生活の利便性向上や公共交通の活性化を担う「まちの玄関口」の発展を願った。

 式典では、寺林敏あいの風鉄道会長らがテープカットした。午前9時2分、この日導入された新型車両の金沢行き列車がホームに到着。大勢の住民が見守る中、高岡西部中学校2年の上田虎太郎さんと山田茉央さんが運転士らに花束を贈り、出発の合図を出して見送った。

 日吉敏幸あいの風鉄道社長と高橋正樹高岡市長が「地域の皆さまと共に発展する鉄道を目指したい」とあいさつ。江角直樹国土交通省北陸信越運輸局長、石井隆一知事、橘慶一郎衆院議員、堂故茂参院議員が祝辞を述べた。

 地元自治会などでつくる高岡やぶなみ駅利用促進協議会によるオープニングイベントもあり、開業に花を添えた。

 高岡やぶなみ駅はあいの風鉄道が2015年3月に開業してから初めての新駅。高岡-西高岡駅間に整備し、駅名は奈良時代の駅周辺地域の呼び名にちなむ。線路の東西に駅舎を設け、陸橋は乗降客以外も通行できる。平日は上下線合わせて58本が停車する。 高岡やぶなみ駅は同鉄道が2015年3月に開業して以来、初めての新駅。高岡-西高岡駅間に整備し、駅名は奈良時代の駅周辺地域の呼び名にちなむ。線路の東西に駅舎を設け、陸橋は乗降客以外も通行できる。平日は上下線合わせて58本が停車する。

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