行列ができる人気を集めた「氷見ぶり寿司」の試食会=ひみ番屋街

行列ができる人気を集めた「氷見ぶり寿司」の試食会=ひみ番屋街

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「氷見ぶり寿司」新たな名産に 番屋街で試食会

北日本新聞(2018年3月19日)

 氷見水産加工業協同組合(中村雅宏組合長)は18日、氷見市北大町のひみ番屋街で、商品化を進めている「氷見ぶり寿司(ずし)」の試食会を開いた。氷見産のブリとコメを使った押しずしで、2020年の販売開始を目指す。

 すしの商品化は市が推進する「魚食文化リーディングプロジェクト」の一環。富山の名産「ますずし」を参考に、氷見で一番の自慢であるブリを使う。日持ちして土産物にもできるよう留意し、開発に取り組んでいる。

 試食会は趣向の異なる3種類のすしのセット200組を用意した。無料で来場者に配り、アンケートでそれぞれの味や見た目、魅力を尋ねた。ブリの身を酢締めやしょうゆ漬けにし、大根や昆布、ニンジンが入ったすしが振る舞われた。

 会場では開始前から行列ができ、来場者が味わった。家族で訪れた高岡市南条小学校3年、南心海さん(9)と高木梨理ちゃん(5)=東京都=は「すごくおいしかった」「昆布があって良かった」と話し、一緒に食べ比べていた。

 この日はハトムギの粉を使ったイワシの唐揚げの試食会も開かれた。同組合事務局は「アンケートの結果を生かし、商品化を進めていきたい」と話した。

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