伊那市中央の伊那公園で、ロトウザクラが見頃を迎えている。23日前後に満開となる見通しで、園内に春の訪れを告げている。
園内にはほかに、ソメイヨシノなど約300本の桜がある。住民有志でつくり、同公園の桜の管理に長年携わっている「桜愛護会」元会長の伊藤一男さん(79)=伊那市中央=は「春は花が順番に咲き、1カ月以上楽しめるのが魅力」。5月上旬まで各種の桜の花が見られるという。
同公園では4月1日に「桜まつり」が開幕し、夜間にちょうちんをともす。公園の管理や草刈りなどに当たる中央区の公園委員会の宮坂厚委員長(72)は「家族連れで来てほしい」と期待している。