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LCC→村上・瀬波直行 新潟空港発乗り合いタクシー運行

新潟日報(2018年3月22日)

 3月1日に就航した格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの新潟-大阪(関西空港)線利用者の誘客を狙い、村上市の瀬波温泉旅館協同組合が4月1日から、新潟空港から瀬波温泉までの乗り合いタクシーを運行する。

 同市の2016年度調査によると、瀬波温泉を訪れる観光客は約37万3千人で、そのうち関西方面からは4700人という。これまで公共交通で新潟空港から瀬波温泉に向かうには、乗り換えの手間や時間が掛かるなどの課題があった。LCCの就航を機に、関西地方からの個人客を呼び込もうと、直通の2次交通を整備することにした。同様の新規運行は、新発田市に続き2例目。

 運営費は組合のほか、瀬波温泉の旅館などの取引業者らでつくる「瀬波温泉共栄会」も負担するほか、市などが助成する。

 運行事業者は新潟市のタクシー会社で、4、5月は金、土、日曜日に、6月以降は毎日、それぞれ定員9人のジャンボタクシーを1便運行する。予約不要。ルートは新潟空港発瀬波温泉行きだけ。9人以上の乗客がいた場合は、その都度増便する。LCCの到着時刻(午後1時5分)に合わせ、乗り合いタクシーの出発は午後1時35分とした。料金は1人2千円。

 共栄会の鈴木茂光会長(73)は「これまで関西圏や関空を使うインバウンドへの誘客手段が乏しかった。乗り合いタクシー運行で、比較的少なかった若者層へのPRもできる」と期待する。組合の瀬山直徳事務長(39)は「瀬波温泉が、東北などほかの旅行先への拠点になってほしい。乗り合いタクシーは長く続けたい」と話した。

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