華やかなひな人形を眺める観光客ら=南魚沼市塩沢

華やかなひな人形を眺める観光客ら=南魚沼市塩沢

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宿場町店先華やか ひな雪見かざり 4月3日まで南魚沼

新潟日報(2018年3月22日)

 代々受け継がれてきたひな人形を店先などで公開する「ひな雪見かざり」が、4月3日まで南魚沼市塩沢の牧之通りを中心に開かれている。かつての宿場町に春の到来を告げる催しで、訪れた人は店主らから説明を受けながら、じっくりと鑑賞していた。

 地元女性グループ「牧之通り 射干(しゃが)の会」が主催し13回目。当初は16軒の参加だったが、牧之通りのほか、近隣の通りや道の駅南魚沼(下一日市)、六日町地区の旅館などにも輪が広がり、ことしは61軒が展示している。

 江戸時代から伝わる人形や地元の織物「本塩沢」をまとったものなど、家や店ごとに個性がある。県内外から訪れた観光客は、ひな人形見物の"はしご"を満喫している。

 牧之通りにある旧家で、各年代のおひなさまが並ぶ「中島屋」を訪れた十日町市の着付け講師の女性(84)は「訪れるのは2回目だが、やはり感動した。作られた年代ごとに人形の表情の違いを感じた」とほほを緩めた。

 本塩沢を使った人形を手づくりし、展示している生花店「むろはし」の室橋節子さん(77)は「息長く続いてほしいイベント。ぜひ多くの方に見に来てほしい」とアピールした。

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