喜多郎さん(中央右)と一緒に太鼓を打つ子どもたち

喜多郎さん(中央右)と一緒に太鼓を打つ子どもたち

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喜多郎さん「太鼓は楽しく」 「第二の故郷」大町で子ども指導

信濃毎日新聞(2018年3月22日)

 大町市八坂に住んでいたことがある世界的ミュージシャンの喜多郎さん(65)=米国=が21日、大北地方の子どもたちに和太鼓を市文化会館で教えた。喜多郎さんは「人に聞かせるための練習も大事だが、自分たちが演奏を楽しむことはもっと大事」と助言。約20人で輪をつくり、みんなで思いのままの演奏を楽しんだ。

 大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓(大町市)と信州小谷太鼓(北安曇郡小谷村)で活動する小中高校生約20人が約15分ずつ演奏し、講評を受けた。喜多郎さんは「太鼓は一発たたくだけでも人を感動させられる力がある。一発に気持ちを込めることを大切にしてほしい」と伝えた。

 全体演奏で喜多郎さんは「今度は自分たちが楽しむ演奏をしよう」と呼び掛けた。保護者ら約10人も小さな太鼓を手にして参加。次第に演奏が盛り上がり、子どもたちの表情は晴れやかに。

 喜多郎さんは八坂に自宅を持ち、1980(昭和55)年から10年ほど暮らした。「第二の故郷を元気づけたい」と、日没から日の出まで太鼓を打ち続ける催し「北アルプス奉納太鼓」を2013年から大町市内で開いている。和太鼓を教える今回の講習会は、地元有志でつくる催しの実行委が主催した。喜多郎さんは「心から演奏を楽しむ経験をすると太鼓がもっと好きになる」と話していた。

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