園児らを乗せて進む遊覧船=松川

園児らを乗せて進む遊覧船=松川

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松川遊覧船が発船式 24日から運航

北日本新聞(2018年3月24日)

 松川遊覧船の運航が24日から始まるのを前に、発船式が23日、富山市の富山城址公園内の松川茶屋で行われた。桜の名所、松川に花見シーズンの到来を告げる風物詩。緑色のつぼみを付けた桜の下、近くの園児らが一足早く船からの景色を楽しんだ。

 観光関係者に加え、富山市雲雀ケ丘保育所の年中児17人と保護者らが出席した。30年前から運航する富山観光遊覧船(同市丸の内)の中村孝一社長が「芸術文化、水の都である富山の魅力をさらに広めていきたい」とあいさつ。砂原賢司県観光・交通・地域振興局次長が祝辞を述べた。

 園児が船長3人に花束と手作りのレイを贈り、「おふね」「春ですね、春ですよ」を元気に合唱。テープカットに続き、園児らは「神通」「神通II」の2隻に乗って約30分間の船旅を堪能した。

 日本気象協会が20日に発表した予想によると、富山市では今月30日に桜の開花、4月3日の満開が見込まれる。桜の開花までは45分間隔、開花期間中は15~45分間隔で運航する。11月末まで定時便と予約船を運航する。問い合わせは富山観光遊覧船、電話076(425)8440。

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