花換まつりに向け、桜の小枝作りに励む金ケ崎町婦人部の会員=23日、福井県敦賀市の金崎宮

花換まつりに向け、桜の小枝作りに励む金ケ崎町婦人部の会員=23日、福井県敦賀市の金崎宮

福井県 敦賀・若狭

桜の小枝に恋成就願い 花換まつり4月1日開幕

福井新聞(2018年3月25日)

 福井県敦賀市の桜の名所、金崎宮で「花換まつり」が1日に開幕する。桜の小枝を交換すると幸せが訪れるとされ、今年は造花の小枝9千本を準備。23日は地元の金ケ崎町婦人部が作業に励んだ。

 まつりは、花見に訪れた男女が「花換えましょう」と声を掛け合い桜の小枝を交換し、思いを伝えたのがルーツで、明治40年代に始まったとされる。参拝者が「福娘」と呼ばれる巫女(みこ)と交換すると、願い事が神様に届くといわれる。

 この日は婦人部の会員3人が同宮に集まり、約千本の桜の小枝に短冊や絵馬を丁寧に飾り付けた。境内にあるソメイヨシノは1週間ほど前のぽかぽか陽気で、つぼみが膨らんだという。

 田村典男宮司(64)は「福を分かち合い、あでやかで遊び心がある祭り。普段はスマホでつながっている彼氏彼女も、たまには『花換えましょう』と声を掛け合ってほしい」と参拝を呼び掛けた。

 開幕日の1日は午前9時から初日祭が営まれ、福娘全員が集結。小枝は1本500円で、15日までのまつり期間中、社務所で授与する。福娘との花換えは毎日午前10時から午後4時まで。同5時~10時は夜桜のライトアップも行われる。

 また今年は、17日に外国大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が敦賀港に寄港するのに合わせ、特別開催を行う。外国人乗客にもまつりを楽しんでもらおうと、小枝に飾り付ける短冊の説明書きに英語表記も加えた。

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