暖かい春の日差しに包まれ、見頃を迎えたミズバショウ=26日、胎内市地本

暖かい春の日差しに包まれ、見頃を迎えたミズバショウ=26日、胎内市地本

新潟県 村上・胎内 花・紅葉

「白い妖精」春誘う 胎内

新潟日報(2018年3月27日)

 胎内市地本の湿地帯に群生しているミズバショウが見頃を迎えている。暖かい日差しが降り注いだ3月26日は、「白い妖精」と呼ばれる姿にカメラを向ける愛好家らが訪れ、本格的な春の到来を感じていた。

 海抜約8メートルの平地では珍しいミズバショウの群生地。毎年この時期、約1・4ヘクタールの湿地帯に約2万株が愛らしい姿を見せる。湿地帯を管理する「イバラトミヨ水芭蕉の会」代表の佐藤正さん(63)によると、冷たい湧き水が高山植物を群生させるという。

 今冬は気温が低かったものの、今月になって一気に気温が上昇したことから例年より少し早めに見頃を迎え、ピークは今週末の見通し。

 佐藤さんは「順調に花が咲き、大きさもいい。5月初旬にはノウルシも見頃になるので、ぜひ見に来ていただきたい」と話した。

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