新設されたエレベーターに試乗し、駅構内を見学する関係者

新設されたエレベーターに試乗し、駅構内を見学する関係者

富山県 黒部・宇奈月・新川 鉄道

駅舎バリアフリー化 地鉄宇奈月温泉駅

北日本新聞(2018年3月28日)

 富山地方鉄道宇奈月温泉駅(黒部市宇奈月温泉)のバリアフリー化工事が終了し、27日、同駅で完成式が行われた。エレベーター2基や車椅子のまま入れる多目的トイレを新設するなど、高齢者や外国人観光客らにも利用しやすくなった。

 橋上駅舎の宇奈月温泉駅にはこれまでエレベーターがなく、外部とコンコース、改札とホームを行き来する場合、階段を利用するしかなかった。高齢者や大きなキャリーバッグを持った外国人観光客が増えており、エレベーターの設置が望まれていた。

 富山地鉄が事業主体となり、昨年夏から工事を行ってきた。既存のトイレもバリアフリー化したほか、駅舎内の看板を多言語表記に改めた。総事業費は1億6300万円で、国と県、黒部市が約3分の2を補助する。

 完成式では辻川徹社長が「利用者にとってより優しい駅になった」とあいさつ。竹野博和県総合交通政策室長と堀内康男市長が祝辞を述べた。伊東景治市議会議長と河田稔宇奈月温泉自治振興会長が加わり、テープカットした。式後、関係者がエレベーターを試乗したり、多目的トイレなどを視察したりした。

 式に先立ち、地元の宇奈月青年団が獅子舞を、温泉街の子どもたちがダンスをそれぞれ披露した。

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