中さんが手掛けた、「鬼平犯科帳」などの挿絵の原画33点が並ぶ企画展

中さんが手掛けた、「鬼平犯科帳」などの挿絵の原画33点が並ぶ企画展

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「鬼平犯科帳」など挿絵原画展 上田で中一弥さん追悼

信濃毎日新聞(2018年3月29日)

 上田市の池波正太郎真田太平記館は、時代小説の挿絵画家として活躍した、故中一弥(なかかずや)さん=大阪府出身=による挿絵原画の企画展を開いている。中さんは作家の故池波正太郎さんの作品で挿絵を多く手掛け、2015年に104歳で亡くなった。池波さんの代表作「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の挿絵原画33枚が並ぶ。

 同館は生前に3回、中さんの挿絵を取り上げる企画展を開催。4回目の今回は、追悼の意を込めて企画した。

 鬼平犯科帳で主人公、長谷川平蔵の密偵として活躍する「大滝の五郎蔵」が襲われる場面や、剣客商売の主人公、秋山小兵衛が町で悪行を働く侍を撃退する場面は、緊迫感が伝わり、物語を分かりやすくしている。同館指導員の土屋郁子さん(73)は「中さんは歴史の知識も深く、挿絵を見るだけで勉強になる。多くの人に見てほしい」と話している。

 5月27日までの午前10時〜午後6時(入館は午後5時半まで)。一般400円、高校生と大学生は260円、小中学生は130円。問い合わせは同館(電話0268・28・7100)へ。

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