世界遺産条約採択４０周年を記念した「ＰＩＥＣＥＯＦＰＥＡＣＥ『レゴブロック』で作った世界遺産展ＰＡＲＴ―３」（信濃毎日新聞社主催、松本パルコ共催）が５月１２日から６月３日まで、４月下旬に移転する信濃毎日新聞松本本社の新社屋（愛称・信毎メディアガーデン）を主会場に開かれる。日本を含む世界２８カ国の世界遺産などをレゴブロックで表現した作品４５点が松本市にお目見えする。

　展示するのは、国内が富士山、首里城、姫路城などで、国外は自由の女神像（米国）、エッフェル塔（フランス）、キンデルダイク―エルスハウトの風車群（オランダ）、ジャイアントパンダ（中国）など。「小さな世界旅行」が楽しめそうだ。

　会場には世界遺産の映像が流れ、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の特別協力で宇宙から撮影した世界遺産の写真の他、大きな長野県の地図の上に来場者が白いレゴブロックを置いて「大きな信州の地図」を作る企画や、「国宝松本城を世界遺産に」と題したパネル展示もある。市内の松本パルコと松本駅ビルのステーションビルＭＩＤＯＲＩ松本のサテライト会場でもレゴブロック作品を展示する。

　入場料が必要（サテライト会場は無料）。中学生以上６００円（前売り５００円）、小学生４００円、未就学児無料。大人ペアチケットは９００円（前売り券のみ）。前売り券は５月１１日までセブン―イレブンで販売中。４月２８日からは信毎メディアガーデン１階のまちなか情報局でも販売する。問い合わせは信濃毎日新聞松本本社（電話０２６３・２５・２１５３）へ。