3Dプリンターで制作した透明なアンモナイトの殻にタコが入る様子を撮影した映像作品が展示された現美新幹線の車内=3月31日

3Dプリンターで制作した透明なアンモナイトの殻にタコが入る様子を撮影した映像作品が展示された現美新幹線の車内=3月31日

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現美新幹線 走るアート装い新た 作品一部リニューアル

新潟日報(2018年4月2日)

 車内で現代アートが鑑賞できる上越新幹線の観光列車「現美新幹線」のアート作品が一部リニューアルされ、3月31日に新潟-越後湯沢間で運行を始めた。作品変更は2016年4月の運行開始以来初めて。

 現美新幹線は6両編成で、うち3両の作品を刷新。新たに東京在住のアーティスト、AKI INOMATA(あき・いのまた)さんが手掛けた、透明な殻にヤドカリやタコが入る映像作品を展示した。

 また、これまでも作品を展示していたアーティストが新作を提供。上越の自然を色鮮やかなタッチで表現した絵画や、迫力ある山岳写真が並んだ。

 リニューアル後の「一番列車」に燕三条駅から乗り込んだ群馬県高崎市の新小学2年男子児童(7)は「いろんな車両があって面白かった。また乗りたい」と笑顔だった。

 JR東日本新潟支社の林直人販売課長は「今年は水と土の芸術祭、大地の芸術祭という二つの大きなイベントがあるので、ぜひ現美新幹線を使って両方を楽しんでほしい」と話した。現美新幹線は土日を中心に1日6本運行する。

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