夏にマイカー乗り入れが規制される大桑村の阿寺渓谷=1日

夏にマイカー乗り入れが規制される大桑村の阿寺渓谷=1日

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シャトルバス往復1000円 大桑の阿寺渓谷

信濃毎日新聞(2018年4月2日)

 環境保護のため、今年から夏場のマイカー乗り入れを規制する大桑村の阿寺(あてら)渓谷について、シャトルバスを運行する塚原緑地研究所(千葉市)は1日、利用料金を公表した。中学生以上は往復千円。このほか、一帯の清掃などのため、村や村観光協会などでつくる阿寺渓谷管理運営協議会が、1人当たり100円を目安に協力金を求める方針だ。

 シャトルバスは、宿泊施設などがある複合施設「フォレスパ木曽」と渓谷内の駐車場の間を片道15分ほどかけて走る。途中下車できる場所も設ける予定だが、途中から乗ることはできない。中学生以上の片道の利用料金は600円。小学生は往復、片道とも半額で、未就学児は無料。

 今年は7月21日〜9月2日の午前8時〜午後5時に、マイカーで入ることができない。代わりにフォレスパ木曽の指定管理者の同研究所と、南木曽観光タクシー(南木曽町)、信州木曽観光フロント(木曽町)の3社が共同でシャトルバスを運行する。1日の運行本数は検討中という。

 阿寺渓谷は、エメラルドグリーン色の澄んだ水で知られる。だが、来訪者が増えてごみのポイ捨ても増加。道幅が狭く、駐車できる場所も限られる。このため、村は昨夏、大型バスの乗り入れを規制。さらに今夏に向けて住民の意見も聞き、夏のマイカー乗り入れの規制を決めた。

 遊歩道やトイレの整備などに充てる協力金は、準備が整い次第、通年で協力を求めていく。貴舟豊村長は「自然を守ることを重視した。渓谷が本当に好きだという人は、この方式でも来てくれると思う」としている。

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