除幕後、アンビグラム作品を見て回る(手前左3人目から)野村さんと飛弾さん、イベントスタッフ

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花見と文字アート楽しんで 魚津、桜のページェント開幕

北日本新聞(2018年4月8日)

 魚津市の桜の名所、魚津総合公園(同市三ケ)で7日、花見イベント「第13回桜のページェント」が2日間の日程で始まった。開幕に合わせ、魚津水族館前の地面に描かれた文字アート「アンビグラム」の除幕式があり、訪れた親子らが楽しんでいた。

 文字アートは、アンビグラム作家で新川高校美術講師の野村一晟さん=富山市=が、同校美術部員4人の協力を得て制作。漢字で「日本海」、平仮名で「ほたるいか」と読める作品など計4点ある。

 除幕式で、四十万隆一副市長に続き、野村さんが「作品のように魚津をいろんな角度から見て、魅力を発見してもらえたらうれしい」、同部長の飛弾夏輝さん(3年)が「多くの人に見てもらいたい」とあいさつ。野村さんと飛弾さんが銘板を除幕し、関口雅治市議会議長やイベントスタッフらが作品を覆っていたブルーシートを取り除いた。

 桜のページェントは市民有志でつくる実行委員会(浜田泰友委員長)が毎年開いている。園内に植えられた約350本の桜は花が散り始めたものの、花見は十分楽しめる状態。天候不良で予定を一部変更したが、蜃気楼(しんきろう)節の踊りなどを繰り広げ、無料休憩所内に飲食販売の店が並んだ。

 8日は午前10時~午後6時。フォークグループ・楽屋姫のライブとダンスの催しを予定している。北日本新聞社後援。

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