15日に富山市婦中町長沢の各願寺と婦中ふるさと自然公園で開かれる「ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」を前に、実行委員会メンバーらが7日、会場周辺にPR用のぼり旗を立てた。緑色を基調とした旗がずらりと並び、当日に向けて一気に雰囲気が高まった。
約50人が参加。雨のため古里公民館で旗を棒に通す作業をしてから会場に運んだ。参加者は周辺の道路や駐車場、階段などに協力してのぼり旗を固定し、ステージの設営や案内看板の設置も行った。
曲水の宴は平安貴族が各願寺で楽しんだとされる歌遊びで、1989年に観光イベントとして復活した。衣装をまとった歌人が水路沿いで歌を詠む。当日は午前10時から子どもたちのアトラクション、午後0時45分から曲水の宴が始まる。北日本新聞社共催。