今季の諏訪湖観光の幕開けとなる「諏訪湖開き」が15日、岡谷、諏訪両市と諏訪郡下諏訪町の湖畔であった。岡谷市の会場となった岡谷港の桟橋には市内の観光関係者らが集まり、シーズン中の安全を祈願。亀を模した遊覧船「竜宮丸」の無料運航もあり、雨の中、市民50人ほどが乗り込んだ=写真。
諏訪湖開きは3市町の観光協会などがそれぞれ行っている。岡谷港で今井竜五・岡谷市長は「諏訪湖は地域にとって母なる湖で最大の観光資源。3市町が手をつないで観光振興を図りたい」とあいさつ。同市観光協会の中村文明会長は「訪れる人が安全に過ごせるよう願う」と述べた。
市観光協会は会場で竜宮丸の無料乗船券を配布した。