徽軫灯籠の近くを散策する観光客=兼六園

徽軫灯籠の近くを散策する観光客=兼六園

石川県 金沢市周辺

兼六園、緑に衣替え 里桜は見頃

北國新聞(2018年4月18日)

 観桜期のピークが終わった金沢で、木々がみずみずしい新緑を見せ始めた。兼六園には平日の17日も多くの観光客が訪れ、水と緑に彩られた名園の春の景色を楽しんだ。
 金沢は夕方に雨がぱらついたものの、日中は穏やかな陽気となり、兼六園では半袖で歩く外国人観光客の姿も見られた。最高気温は17・1度と平年並みだった。徽軫灯籠(ことじとうろう)の近くは団体客でにぎわい、カメラを手にした人は池水に映る緑を写真に収めていた。
 ソメイヨシノは葉のみとなったが、園内では随所に植えられた里桜が順次見頃を迎えている。石川県金沢城・兼六園管理事務所によると、17日は八重咲きの「楊貴妃」「関山(かんざん)」が満開を迎えており、名木の「塩釜桜」もほぼ満開となった。

えきねっと びゅう国内ツアー

金沢市周辺 ニュース