滑川市観光協会と市、滑川商工会議所が観光マップ「ぐるっと滑川」を刷新し、新たに英語版も作った。同協会の廣橋和親事務局長は「国内外の方々に、滑川の『おいしい』『楽しい』にたくさん触れてほしい」と話している。
ぐるっと滑川は、北陸新幹線開業を控えた2014年、3者がそれまで別々に作成していたものを統一して作られた。
新マップでは「食べる」「買う」「行事」など11項目に分け、カフェや菓子工房、ほたるいか祭りなど計100以上の店やイベントを紹介。それぞれの場所を一つのマップに落とし込んだ。新たに「入浴」の項目を加え、新規開店した飲食店や、昨年認められた国登録有形文化財も追加した。
海外からの観光客が市内で近年増えているため英語版を作成し、基本的な内容は日本語版に合わせた。
いずれもコンパクトサイズで、折り畳んで携帯できる。市内の公共施設や観光案内所などに置く。同協会はマップの内容をまとめた展示パネルの作成や、ホームページのリニューアルも進めている。