SLの汽笛や走行音などが古い音響機器で楽しめる「0番線音響研究所」=新潟市秋葉区

SLの汽笛や走行音などが古い音響機器で楽しめる「0番線音響研究所」=新潟市秋葉区

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SLの音真空管アンプで 「音響研究所」 新潟市秋葉区

新潟日報(2018年4月19日)

 蒸気機関車(SL)の汽笛や走行音を真空管アンプの音で聞こう-。新潟市秋葉区新津本町3の野本時計店の店内に、レコードやCDを約半世紀前の音響設備で聞くことができる施設「0番線音響研究所」が完成した。SLの音だけではなく、クラシックやジャズなども柔らかみと奥行きのある音で楽しむことができる。

 店内奥には米国と英国、国産の3種類のビンテージスピーカーと、スピーカーにつなぐ真空管アンプとトランジスタがある。真空管アンプは最新式だが、トランジスタは約半世紀前の逸品だという。かつて新津をはじめ県内を疾走したC57や「デゴイチ」の愛称で親しまれたD51などのさまざまな音を集めたレコードを用意し、SLの臨場感を手軽に体感することができる。

 SLのレコードのほか、ジャズやクラシック、ロックのレコード千枚とCD4千枚もあり、音楽好きも楽しめる。店の前には、駅名の看板の字体を使用した「0番線音響研究所」の"駅名標"を掲げた。

 音響研究所は2016年10月の店の改装を契機に音響機器を並べ始め、ことし3月末に完成した。

 野本時計店社長で、新津商店街協同組合連合会理事長を務める野本一郎さん(62)は「SLの音は、真空管アンプと英国製スピーカーを通すと深みがあって一番良い。音響機器の取りそろえは一段落したが、機会があれば今後も厚みを加えたい」と話している。問い合わせは同店、0250(22)0070。

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