新津新光商店街にお目見えした鉄道の信号機=新潟市秋葉区

新津新光商店街にお目見えした鉄道の信号機=新潟市秋葉区

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鉄道の街に体感スポット 新潟秋葉区・新光商店街

新潟日報(2018年4月19日)

 新潟市秋葉区の新津新光商店街に、鉄道の街・新津をPRする鉄道信号機がお目見えした。商店街では「まちなか鉄道資料館」と称して、SLの動輪を歩道に展示したり、店舗のシャッターに車両の絵を描いたりして、鉄道の歴史文化の継承を目指しており、今回新しい仲間が加わった。

 設置したのは「三位式現示色灯式信号機」と呼ばれるもので、まちなか鉄道資料館で信号機の登場は初めて。JR新津駅に近い商店街の大通りに面している酒店前の柱に、3月下旬に取り付けた。

 信号は縦型。全体が黒色でフードが付いており、「進行」を示す緑色、「注意」を表す黄色、「停止」を命じる赤色が、車の交通信号とは逆の順番で並んでいる。先の信号機と信号機の間に電車が走っているかいないかを運転士に知らせる、最もポピュラーな信号機だという。

 かつてJRで使用していたものを数年前に購入し、展示する場所を検討していた。アーケードがなく、買い物客や観光客、大通りを通行する車から見て目立つ場所に決め、道路に面する形で設置した。普段は点灯しないが、歩行者天国や春夏の祭りといったイベントの際に点灯して、鉄道の街をアピールしたい考えだ。

 新津新光商店街協同組合の宮崎祥郎理事長(67)は「鉄道ゆかりの品々がここまでそろっている商店街は珍しいと思う。観光と買い物と合わせて、楽しんでもらいたい」と話している。

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