館内を見学後、記念写真に納まる台湾からのツアー客

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外国人観光客2200人突破 松本の草間弥生展

信濃毎日新聞(2018年4月20日)

 松本市美術館で開催している前衛芸術家、草間弥生さん(89)=松本市出身=の特別展に訪れた外国人観光客数が19日、開幕から約1カ月半で2200人を突破した。海外からのツアー客が目立ち、台湾やイスラエルからが多いという。街なかでは、館内のショップで買い物客に出す水玉模様の袋を提げた外国人の姿も目を引く。

 この日、台湾のツアー客12人が訪れた。草間さんファンの洪麗観(ホンリークァン)さん(70)は「インパクトがあった。創作風景を紹介する映像もあり、より深く草間さんを理解できた」。引率した台湾の観光会社の廖婉汝(リャオワンジュ)さん(27)は「バスの中で松本が草間さん誕生の地と紹介すると、お客さんの反響が良い」と喜ぶ。

 欧米やイスラエルの富裕層を顧客にする旅行会社「日本の窓」(京都市)の担当者は「草間さんは欧米を中心に人気が高く、特にカボチャのモニュメントは有名」と説明。「松本をルートに含むツアーに草間さんの特別展を組み込んだ」と話す。

 最も来館者が多いイスラエル人観光客向けには、別の工夫をしている。第2次大戦中、ユダヤ人に日本通過の査証を発給した外交官杉原千畝の記念館(岐阜県八百津町)訪問をツアーに組み込み、草間さんの特別展とセットにすることもあるという。

 市美術館は会期中、英語が話せるスタッフ8人が交代で対応。小口一夫副館長(51)は「草間先生は常に世界を意識している。国際的な展覧会にしていきたい」と話している。

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