研修を受けるフィリピン出身の野村さん(右)、川上さん(中央)

研修を受けるフィリピン出身の野村さん(右)、川上さん(中央)

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外国人客対応の路線バスガイド 上高地便に28日から

信濃毎日新聞(2018年4月20日)

 アルピコ交通(松本市)は急増する外国人利用客へのサービス向上を図るため、松本駅前の松本バスターミナルから北アルプス上高地に向かう路線バスに28日から、英語に堪能なフィリピン出身の女性ガイドを乗務させる。19日は採用された2人が研修に臨み、「外国の人にまた来たいと思ってもらえるガイドをしたい」と意気込んだ。

 2人は安曇野市の川上エバンジェリンさん(42)と松本市の野村ロセルダさん(32)。日本での生活が長く、川上さんはこれまで社会人に英語を教えてきた。野村さんは松本市内で働く外国人に日本での生活方法を紹介するボランティアに携わってきた。

 11月中旬までバスターミナル午前10時15分発上高地行き路線バス1号車に交代で乗務。中部山岳国立公園の概要や沿線の観光名所について英語と日本語で案内する。

 同社新島々営業所によると、バスターミナルから上高地に向かう途中のバス発着拠点・新島々駅と、上高地や乗鞍、白骨温泉を結ぶ路線のシーズン中の外国人利用客は2014年の5千人から、17年は1万2500人に急増した=グラフ。訪日観光客の増加が背景にあり、同社の担当者は「乗務員が外国人客とジェスチャーで意思疎通を図る場面も多い」と話す。

 研修で2人は実際にバスに乗り、先輩ガイドを手本に、車窓を確認しながら何を案内すればよいかを学んだ。沿線にはトンネルが多く、2人は「(ガイドする)タイミングが難しい」とする一方、「外国の人に喜んでもらいたい」(川上さん)、「松本の自然の素晴らしさを伝えたい」(野村さん)と話していた。

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