砺波チューリップ公園(砺波市花園町)をメイン会場に開催中の2018となみチューリップフェアは、最初の週末となった21日、国内外から訪れた約1万3000人でにぎわった。「花の大谷」などが人気を集め、来場者が色鮮やかな花を楽しんだ。
「花の大谷」は、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」をイメージしたチューリップの回廊。今年は「滝」を設け、立山連峰の豊富な雪解け水を表現した。流れ落ちる水の向こうに花が揺らめくように見え、多くの人が記念撮影を楽しんでいた。
会期前半は雪の壁をイメージした白色の花が連なり、30日から色とりどりのチューリップになる。
大花壇の間を走り抜ける「ミニ列車」には親子連れらの乗車待ちの列ができた。
砺波市花と緑と文化の財団によると、22日は会場全体で約6割の開花となる見込み。フェアは北日本新聞社後援。