「水引メレンゲ」を手にする黒田さん。「幸せのお裾分けとして贈り物にもぴったり」

「水引メレンゲ」を手にする黒田さん。「幸せのお裾分けとして贈り物にもぴったり」

長野県 伊那路 スイーツ

水引×お菓子で豊丘をPR 27日開業の道の駅で販売

信濃毎日新聞(2018年4月24日)

 豊丘村神稲でカフェ「喫茶en(えん)」を営む黒田美佳さん(32)が、飯田下伊那地域の伝統工芸「水引」を容器の飾りとして活用した菓子製品「水引メレンゲ」を作った。村内で27日に開業する道の駅「南信州とよおかマルシェ」で販売を始める予定で、水引を県内外から訪れる観光客にPRしたいと意気込んでいる。

 商品は色のグラデーションが特徴の水引をイメージしたメレンゲ菓子で、水引で容器を飾り付けた。飯田市の野々村水引店が開発した、複数の水引をらせん状にねじり合わせた「スパイラル水引」を使い、縁起が良い「叶結び」で四つ葉のクローバーを表現した。黒田さんは、飾りとしての役割だけではもったいないと考え、水引をヘアゴムとしても使えるようにした。

 「水引を身に着けると『幸せがやってきた』『恋人ができた』といったジンクスができたら面白い」と黒田さん。土産品としてだけでなく、結婚や合格祝いの贈り物としても使えるとアピールする。

 名古屋市出身の黒田さんは5年前に豊丘村の地域おこし協力隊員として移住。活動終了後も変わらぬ地元の人たちの温かさに触れ、地域を盛り上げたいという気持ちがより一層強まった。多くの人が訪れるようになる道の駅開業に向け、地元の伝統を紹介したいと商品を発案した。

 黒田さんは「水引が豊丘村を訪れたという思い出になってほしい」。将来は東京でも販売し、さらに多くの人に地域を知ってもらいたいと考えている。25グラム入り780円。

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