3つのビルの間にある中庭空間に居酒屋などが入居する=富山市桜町

3つのビルの間にある中庭空間に居酒屋などが入居する=富山市桜町

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「パティオさくら」完成 富山駅前再開発ビル

北日本新聞(2018年4月25日)

 富山駅前の富山市桜町1丁目で建設されていた再開発ビル「パティオさくら」が24日完成した。18階建てのホテルとマンション、専門学校の3棟で構成し、各棟の低層部分に飲食店やカラオケ店などが入る。低層階の11店舗とホテルは27日に開業し、マンションは6月から入居開始となる。北陸新幹線の効果に加え、富山の玄関口に新たな施設が誕生することで、富山駅周辺がさらに活性化することが期待される。

 パティオさくらは、シネマ食堂街があった約3400平方メートルの三角地に立地する。三角地の各辺に沿う形でホテルとマンション、専門学校の3棟が建設され、延べ約2万3千平方メートル。3棟に囲まれた中央のスペースは屋根付きの広場となっており、イベントなどに利用できる。

 ホテルは東横インで全314室を備える。マンションはタカラレーベンが企画して総戸数75戸。いずれも18階建てで高さ約60メートルの高層ビルとなっている。6階建ての専門学校棟は城址大通りに面しており、昨年4月から富山大原簿記公務員医療専門学校が先行開業している。

 各棟の低層部分に入るのは計15店舗。居酒屋やラーメン店、喫茶店など11店舗が27日から営業を開始する。このほかコンビニエンスストアと理容店が既に営業を始めており、二つのアートギャラリーは5月末のオープンを予定する。

 再開発事業は、2009年に地権者らが整備協議会を発足させて本格的に開始。14年に再開発組合を設立した。総事業費83億円で、このうち国と県、富山市から補助金34億5千万円が投入されている。

 施設名称のパティオはスペイン語で中庭を意味する。3棟に囲まれた広場が中庭をイメージすることなどから「パティオさくら」と名付けられた。

 24日は現地で完成式があり、森雅志富山市長や地権者、工事関係者ら約60人が出席した。

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