五十嵐川の土手に広がるシバザクラ=24日、三条市林町1

五十嵐川の土手に広がるシバザクラ=24日、三条市林町1

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水害乗り越え鮮やかに 三条・五十嵐川 シバザクラ見頃

新潟日報(2018年4月26日)

 三条市の五十嵐川右岸に広がるシバザクラが見頃を迎えている。2004年の7・13水害を機に地元の有志グループが育て、4月29日には花を眺めながら、たこ揚げなどが楽しめるイベントを開く。

 グループは、近隣の一ノ木戸商店街や住民らでつくる朝草会。7・13水害後、改修された五十嵐川の土手にシバザクラを植えたが、11年の新潟・福島豪雨で流出。13年に約1万4千本を植え直し、この時季にはピンクや白の花のじゅうたんが約400メートルにわたって広がる。

 イベントは、「五十嵐川芝桜まつり」と題して15年から実施し4回目。土手周辺で揚げてもらおうとたこを販売するほか、豚汁の提供やみこし巡行もある。同会の山崎修会長(62)は「花景色を楽しみながら、水害を記憶にとどめてもらう場になれば」と話している。

 問い合わせは、同会事務局の阿部さん、0256(33)1148。

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