大勢の来場者でにぎわう道の駅「雨晴」=高岡市太田

大勢の来場者でにぎわう道の駅「雨晴」=高岡市太田

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海岸と立山連峰一望 道の駅「雨晴」オープン

北日本新聞(2018年4月26日)

 雨晴海岸と立山連峰を一望できる道の駅「雨晴」が25日、高岡市太田にオープンした。初日から大勢の人が訪れ、買い物や食事を楽しんだ。 

 道の駅は鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積約千平方メートル。観光情報コーナーや展望台、高岡の伝統工芸品の販売スペースがある。カフェスタイルの飲食スペースも設けられ、雨晴海岸をイメージしたスイーツや地場産食材をふんだんに使ったパスタなどを提供する。

 現地で完成記念式があり、関係者74人が出席した。高橋正樹市長が「来場者に歴史や文化を感じてもらい、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」、石井隆一知事が「雨晴を含む富山湾を国内外にアピールしていきたい」とあいさつ。狩野安郎市議会議長、岩見吉輝国土交通省北陸地方整備局道路部長と共にテープカットを行った。

 富山湾をPRする案内板と山口久乗(高岡市内免、山口敏雄社長)が寄贈した屋外用のおりん「りん鐘(しょう)」の除幕式、雅楽演奏家の太田豊さん(小矢部市)とソプラノ歌手の仲谷響子さん(石川)、箏奏者の折本慶太さん(大阪)によるコンサートもあった。

 道の駅は午後1時のオープン前から行列ができるなど盛況となった。氷見市谷屋の大谷内仁さん(66)は「曇っていて立山が見えないのが残念だけど、海がきれいに見えて落ち着く」と笑顔を見せた。

 高岡市はゴールデンウイーク期間中、1日3千人程度の来場を見込んでいる。

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