力を合わせてでか山を動かす児童=七尾市御祓地区コミュニティセンター

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児童が車輪押し、でか山「動いた」 能登1300年、青柏祭前に

北國新聞(2018年4月26日)

 5月3~5日に七尾市中心部で開催される「青柏(せいはく)祭(さい)」の山車(だし)「でか山」を動かす体験教室が25日、同市御祓地区コミュニティセンターで開かれた。地元児童が力を合わせ、高さ約12メートル、重さ約20トンの巨体を動かし、能登立国1300年の節目の祭りに心を躍らせた。
 でか山を運行する魚町のでか山保存会が企画した体験教室では、小丸山小3年生63人が骨組みの「地山(じやま)」を見学した後、保存会員の指導で車輪を操作する「撥(は)梃子(でこ)」を力いっぱい押し、山が動くと「やったー」と歓声を上げた。
 保存会は青柏祭が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された昨年から、子どもたちに祭りの魅力を伝え、後継者育成につなげようと体験教室を開いている。

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