29日に向け、着物を選ぶ子どもたちと見守る元井さん(左)

29日に向け、着物を選ぶ子どもたちと見守る元井さん(左)

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石動曳山 和服で歩こう 29日、郷土料理体験も

北日本新聞(2018年4月26日)

 小矢部市地域おこし協力隊の元井康平さん(31)が、29日の石動曳山(いするぎひきやま)祭に合わせ、郷土料理や着物での街歩きを体験するイベント「ようきもの歩き」を企画した。観光客らが地域の特産品などに親しみ、華やかな着物姿で曳山の巡行する市中心部を散策する。元井さんは「人の魅力や文化を楽しんでもらい、小矢部の知名度アップにつなげたい」と意気込む。

 小矢部市地域おこし協力隊として市農業特産物推進協議会で働く元井さんは、地元の農産物などの魅力を体験する催しを毎月開こうと計画。祭りで着物を楽しんでほしいとの思いを抱いた地域の着付け講師の女性たちと知り合ったことから、組み合わせたイベントを石動曳山祭のある29日に行うことにした。イベント名には陽気な着物歩きの意味を込めた。

 参加者は、農産加工の田悟農産(小矢部市畠中町)で小矢部ブランドの「ニシンの糀(こうじ)漬け」の加工場を見学し、伝統食の笹ずし作りを体験。その後は着物に着替え、祭りでにぎわう市内を観光する。着物を着た地元の子どもや講師の教え子たちと合流し、総勢約30人で曳山の巡行ルートを「ようきもの行列」として練り歩く。

 石動駅前通りや市商工会館前での曳山勢ぞろいも見学する。元井さんは「昔は祭りで晴れ着を楽しむ文化があった。ムードを盛り上げたい」と話した。参加には前日までの申し込みが必要。問い合わせは市地域おこし協力隊、電話080(6363)9124。

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