中川村のクラフト作家らが5月3〜6日、アトリエを開放して展示や体験会をする「アートセッション」を開く。2011〜16年の「アトリエ開放展」を改称し、2年ぶりに復活。家具や竹工芸、額縁などの作り手のほか、パン店、菓子店、ダンサーなど村外の4組を含む22組が参加。創作体験などで交流する。
開放展は16年に延べ6千人が来場。準備や運営の負担が増えたため、17年は開かずに役割を分担する態勢を整えた。アトリエを持たない参加者もおり、名称を変えた。
体験会は、吹きガラスやみそ仕込み、地酒の試飲など11種類。片桐のショッピングセンターチャオに案内所を設け、マップを配る。4日午後3時には大草のNVサウンドホールで音楽祭もある。
絵付けした皿を展示し、体験会も開く広報担当の中平ひとみさんは「身近な作家を地域の皆さんに知ってもらう機会にしたい」と話している。問い合わせは中平さん(電話0265・96・7981)へ。