ゴールデンウイーク(GW)が始まった28日、好天に恵まれ、石川県内の行楽地は多くの観光客でにぎわった。金沢市のひがし茶屋街では、通りいっぱいに親子連れや着物姿の観光客が行き交い、風情ある街並みの散策を楽しんだ。
JR西日本金沢支社によると、北陸新幹線は、金沢着の指定席の予約が「かがやき」「はくたか」計16本で満席となり、自由席の乗車率は東京発はくたか555号が100%を超えた。特急は指定席の予約が「サンダーバード」11本、「しらさぎ」3本で満席となり、自由席の乗車率は大阪発サンダーバード5本が100%を超えた。
小松空港発着便は28日、羽田便など計17便が満席となった。29日は羽田発の4便が予約で満席となっている。能登空港では28日の東京からの到着便はほぼ満席だった。
JR西日本金沢支社は、GW中の入り込みのピークを5月3日、Uターンのピークを5日と見込む。
28日の県内は高気圧に覆われて晴れた。最高気温は金沢17・2度、輪島19・6度など4月中旬並みから5月上旬並みとなった。金沢地方気象台は、GW中は1日までおおむね晴れ、2日から曇りや雨になる見込み。