「いしかわ・金沢風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は29日、金沢、富山、福井の3駅で開幕を祝うファンファーレが同時に鳴り響いた。2年目となる今年は5月5日までの期間中、約170公演で2700人を超える国内外のアーティストが競演し、テーマであるモーツァルトの世界を絶え間ない演奏で表現する。
金沢駅の鼓門で和田豊和駅長が開幕宣言し、金大フィルハーモニー管弦楽団が同日午前11時に合わせてファンファーレを鳴らした。続いてヨハン・シュトラウス2世の「こうもり序曲」を演奏し、大型連休で大勢の観光客が行き交う駅前に華やかなクラシックの音色が広がった。