巡行前に並んだ10基の花山車=小矢部市商工会館前

巡行前に並んだ10基の花山車=小矢部市商工会館前

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絢爛 花山車10基並ぶ 石動曳山祭

北日本新聞(2018年4月30日)

 春の伝統行事「石動曳山(ひきやま)祭」は29日、小矢部市中心部で行われた。快晴の下、絢爛(けんらん)豪華な曳山10基が街なかを巡り、大勢の観光客を魅了した。 

 各山町自慢の花山車(やま)が市商工会館前に整列し、一斉に巡行へ出発。笛や太鼓のにぎやかな囃子(はやし)と、「ギィギィ」と車輪のきしむ音を響かせて進んだ。

 夕方には石動駅前通りで提灯(ちょうちん)をともして趣を変え、同会館前に戻って巡行を終えた。夜のライトアップでは幻想的な姿が浮かび上がり、見物客から歓声が上がった。

 石動高校吹奏楽部の演奏や花山車の乗車体験、着物で街を歩くイベントなどもあった。曳山1基が巡行中のトラブルで、市商工会館前での2度目の勢ぞろいなどへの参加を見合わせた。

 同祭は、江戸時代後期から続くとされる愛宕神社の春祭り。彫刻や金工など職人の技が光る花山車は市文化財に指定されている。今年は山町の一つ「柳町」が町内で不幸が相次いだため巡行を自粛し、曳山は山蔵で展示した。

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