元気いっぱいの歌声を響かせるもりのみやこ少年少女合唱団=北國新聞赤羽ホール

元気いっぱいの歌声を響かせるもりのみやこ少年少女合唱団=北國新聞赤羽ホール

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天才作曲家の生涯たどる 風と緑の楽都音楽祭 赤羽ホールで「モーツァルト物語」

北國新聞(2018年5月1日)

 「いしかわ・金沢風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は30日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで「モーツァルト物語」が開かれた。石川、富山の音楽家や、もりのみやこ少年少女合唱団がモーツァルトの残した数々の名曲を奏で、天才作曲家の35年間の生涯をたどった。
 ソプラノの石川公美さん(金沢市)が、オーストリア・ザルツブルク生まれのモーツァルトが5歳で曲を作り始めたことや、生涯で約800曲を制作したとされることなど逸話を披露した。
 語りの合間に、「ウィーンわが夢の街」やオペラ「フィガロの結婚」のアリアなどを、石川さんとメゾソプラノの仲谷響子さん(輪島市)、テノールの近藤洋平さん(砺波市)、バリトンの門田宇(たかし)さん(富山市)が伸びやかな歌声で歌い、舞台を彩った。ピアニスト平野加奈さん(金沢市)が伴奏した。
 もりのみやこ少年少女合唱団の園児から中学生32人は「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と英国の童謡「マザーグースの歌」で元気いっぱいの歌声を会場に届けた。

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