たくさんの人でにぎわう米粉パンの販売コーナー=立山町五百石

たくさんの人でにぎわう米粉パンの販売コーナー=立山町五百石

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まちなかファーム開館 立山町の魅力発信

北日本新聞(2018年5月1日)

 立山町の交流拠点施設「まちなかファーム」が30日、町中心部地区の五百石でオープンした。町産のコメを使った米粉パン、町産の食材を使用したジェラート、立山ブランドの特産品などを販売し、町の魅力を発信する。開館と同時に大勢の人が詰め掛け、にぎわった。

 施設は鉄骨平屋建て約300平方メートルで、米粉パンの製造施設と販売コーナー、ジェラートやコーヒー豆の販売コーナー、喫茶コーナー、交流スペースなどを設けた。事業費は1億3554万円。オープン前の式典で、舟橋貴之町長が「まちなかの働く場の象徴として米粉パンの工場が入った。今日はたくさんのイベントもあり楽しんでほしい」とあいさつした。姉妹都市の愛知県犬山市の小澤正司副市長、亀山彰県議、村田昭町議会議長が祝辞を述べ、テープカットをした。

 米粉パンの販売コーナーには、買い求める人の長い列ができた。特産品コーナーでは、立山ブランド商品のリニューアルに関する連携協力協定を町と結んでいる桜美林大(東京)の学生9人がPRに協力した。オープニングイベントとして、町内のむつみ幼稚園児による歌の披露、町出身のバス・バリトン歌手、大畑理博さんのライブ、犬山市のからくり人形の実演などがあった。

 開館時間は午前10時から午後6時までで、水曜休館(2日は営業)。株式会社たてやまが運営する買い物代行サービスの事務所も入っている。

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