旧北国街道の古い家並みが残る上田市中央4の柳町で6日、酒類やパンなど発酵食品を販売する「柳町発酵祭り」(実行委主催)が開かれる。4回目の今回は、11月に長野市で開かれる第11回「全国発酵食品サミットinNAGANO」のプレ大会も同時開催し、盛り上げる。
当日は柳町にある酒蔵やパン店、ワイナリーカフェの他、チーズ、漬物、みそなど県外も含む約20の店・ブースが並ぶ。プレ大会は市主催で、サミットをPR。祭り会場近くの市勤労者福祉センターで、上小地域の約20店などが日本酒、ワイン、ビール、スイーツなどを販売する。
「柳町だけでなく、信州の発酵食品の伝統を上田で盛り上げたい」と実行委の岡崎謙一さん(44)。市農産物マーケティング推進室の長谷川正之さん(63)は「地域に根差した発酵の文化と世界基準の品質を、飲んで食べながら楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
午前11時〜午後6時(プレ大会は午後5時まで)。酒造りのドキュメンタリー映画の上映や高校生バンドフェスも予定している。